人気ブログランキング |

2014年 09月 14日 ( 1 )   

ぶどうと勲章の話   

金曜日の夜、同僚の石寺さんと食事。歩きながら小さな八百屋さんの前を
通りかかると、いろんな種類のぶどうが並んでいた。
全部の種類を1パックづつ即買い。
d0148223_747894.jpg

「社長、買い方がすごい!」と、石寺さんが笑う。

「この時期、毎年両親がこんなぶどうをいつも2箱送ってきてくれたんです」と私。

お祭りに帰ると必ず母親がぶどうを2箱お土産に用意してくれてたけど
東京に来てからは、お祭りの時期には必ず、実家からその2箱のぶどうが送られてきました。

「今年父が亡くなり、そのぶどうは来なくなったの。だから
もう送ってくれる人がいないから、自分で買うの。」

「どうしても、食べたいってわけじゃないけどね・・・」

石寺さんの顔から笑顔が引っ込んだ。

だれでも、こんなときがあるし、もうすでに経験してる人もいるはず。

自分で買ったぶどうを食べながら・・・
毎年同じ時期に
両親が送ってくれてたものを、思い出したらちょっと感傷的な気分になった。。

弟にその話をし

「今度はお父さんのかわりに送ってね」と言ったら

「わかったよ・・・わかったよ・・・」と笑っていました。
「いちじくもね」と立て続けに・・

たぶん、弟からぶどうが送られてきたら、お父さんが送ってくれてた時より
嬉しいかも・・・

弟はラインから父の叙勲の知らせと、いただいた勲章の
画像を送ってくれました。
d0148223_805612.jpg

「もう亡くなった人の叙勲など辞退する。本人がいないんだから」と言っていた弟に
「勲章はね、お父さんのものであるけど残された子孫が
思い出すとき役に立つものなの。だから受け取って」と頼んでたものです。

今だけを考えるんじゃなくて、先読み子孫のことまで・・

ところが弟も、今は同じ気持ちで喜んでいてくれて嬉しく思いました。

母も涙を流し、喜んでいたと、その様子を事細かに
知らせてくれました。

去年の10月18日、父はラングスジャパンのスタッフ宛に
柿を送ってくれていました。

そのときの送り状は、今は私の宝物です。

by rangsjapanM | 2014-09-14 08:05 | Trackback | Comments(0)