1人スタッフが辞めた
2008年 12月 11日
話し合うたびに、少しずつ信頼関係が増していく場合と、失望する場合がある。
これはたぶんお互い。
今考えてみると、今いるスタッフは前者であって、今までに辞めたスタッフは後者だった。
でも、ラングスジャパンに自分から入りたいと思ってやってきた人は辞めていって
そんなに強い気持ちではなくスタートした人が今いるスタッフ。
いろんなことで、すごく深く1対1でスタッフと話し合う。
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染み入るように私の言葉を吸収してくれるスタッフと早く終わらないかと
不満顔が少し出る人間とがいるけど・・・そうした人はいつの間にかいなくなる。
私は今まで辞めて行った人間は脱落者・・・くらいに思っていたけど
あわない会社、合わない仕事に少しの間、人生を回り道させてしまって
申し訳なかったと思えるようになってきた。
今いるスタッフは確実に成長している。
それはラングスジャパンという組織と私そして自分自身によるプラスのパワーで。
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辞めていった人はラングスジャパンでたぶん学べるものはまったくなく単なる時間の浪費
をしたと私は考える。
何でいずれ辞める会社に彼らは入ってきたんだろう。
それはいずれ離婚する結婚をしたのと同じこと。
辞めた人は自分の時間の無駄を肯定したいからたぶんその時間を無駄ではなかったと
思っているかもしれないけれど、私の思い出の中で辞めた人はまったく時間の無駄をした
と考えていた。昨日まで。
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ただ、昨日辞めた人間を見て初めて、初めて時間の無駄をさせて申し分けなかったと感じた。
そして今までやめていった人すべてに対しても同じように思えた・・・これは初めてのこと。
2つの仕事に携わっていたスタッフにどちらか選ぶように・・・といったら
こちらを辞めて行った。本当は半々で仕事をしたいといったけど、私は許さなかった。
ラングスジャパンという会社は動きが早くて状況についてこれなくなり
正社員であっても2日休めば浦島太郎。
そんな生易しい会社ではないというのが私の判断。そして自分が本当にしたいことだけに
時間を費やしてほしいというのが願い。
少しだけでも携わってくれても会社は助かるけど、それではその本人のためにはならないし
人を利用していることになるのではないか・・・人の人生を無駄にさせているのではないか・・・
会社のことも考えその人自身のことも考え、決断できない人間に
選択肢を与えて選択させたけど・・・私は寂しい。
そして、ずーっとっ考えていたことを、言い出すのが怖くて長引いたことが申し分けない
ようなきがする。人と別れるのはつらい。
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2つの仕事をしている人の時間だけ買う経営者もいるかもしれないけど
プライベート以外の時間を自分の会社だけにほしいと私は考える。
アルバイトであっても正社員になりたいと願って働くアルバイトととはやっていけるけど
社会人なのにアルバイトがちょうどいいと思ってるアルバイトと心は通じない。
自分の求めるものはいつも高いところにある。
現状いるスタッフはそんな私によくついてきてくれていると
辞める人間がいると特に感じる。この会社は惰性ではいられない。
決断しないといられない。そしていてくれる彼らのすごさを感じ、ありがたくも思う。
私は継続だけがとりえの人間でこつこつ1つのことだけを継続させる中からしか
真理は見えてこないと思っている。
そして私は創業者独特のパワーをもっている自覚がある・・・・
それは周りの人間にとってはたぶん大変なこと。もちろんいいこともあるはずだけど。
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今まで辞めていったすべての人に対して優しい気持ちになれた昨日だった。
私の中で初めて芽生えた感情にじぶんは驚いた。
そして辞めていく人間と雇用関係ではない新たな関係で付き合えることを願っている。