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1月17日は次女を生んだ日

次女の誕生日だった昨日
私は仕事で忙しく、娘にも自分を祝ってくれる世界がすでにあり
たぶん一緒に過ごせないんだろうと思ったけど

仕事の合間に何度も電話を入れてみたけど通じない

その日が過ぎた、夜中の12時過ぎ
言う言葉の用意もなく、あてにしないでかけた携帯が通じた

「瑠美ちゃんにとっても誕生日は記念日かもしれないけど
私だって一生懸命産んだ記念日なんだから、私の思い出の日だったんだから・・・」と
おめでとうより先に出てきた一方的な自分の言葉に思わず胸がつまった

専業主婦ではなかったから、「育てた思い出」はそんなに十分なことをしてあげれなかった
申し訳なさと後悔でいっぱい

「生んだ事」だけが唯一誇れる思い出・・・その日が昨日だった

娘は電話の向こうでどんな顔をしていただろう

産んだこと自体一方的な行為だし・・別に本人が望んだことをしてあげたわけでもない

「私は産んだ日のこと覚えているけど、あなたは当然覚えていないものね
その日がどんなに私にとって嬉しい日だったかってこと・・・だから
あなたの誕生日は、あなた以上に私のとっては思い出だし大切な日なの」

誕生日に素直におめでとうという簡単な言葉が言えない

おめでとうも言わない私に娘は「お母さん、ありがとう」と言ってくれた

言わせたのかなぁ・・・?
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3歳ぐらいまで一生分ほど可愛がっても、子供にはその時代の記憶は無
お互いの思いの差はその時代の記憶の差かな
by rangsjapanM | 2011-01-18 07:03 | Trackback | Comments(0)

ラングス代表小林美紀です。仕事をしていく中で感じるさまざまなことを書かせていただいております。http://www.rangsjapan.co.jp/


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