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展示会の最中に考えたこと

ラングスジャパンホームページ
展示会、昼ごはん抜きの3日間、金曜は最終日

食事に行こうかなー…と思うと、取引先の方のお顔が見え
そんなことの連続で、結局昼食は行けずじまいだけど

差し入れのお菓子が、すごくありがたかった。
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スポーツトイの会社を起こして23年、パソコンとともに仕事をするようになった今
パソコンなしの創業から10年の間にしたことが今1年でなしえている。
感覚的にもそうだけど、売り上げという数字からもそれははっきり言えること。

自分の仕事の中にパソコンが加わったのは1995年、
このスピードが普通になって慣れてきたというか戸惑わなくなった。当たり前になった。

そして今日、展示会での1時間で23年前の1年間に匹敵する仕事ができた。

これは言いかえれば、取引先に対して23年前なら1年間かかった仕事を1時間で提供できたということ。

そう考えると3年後のビジョンなんて考えられない。現代の10年計画なんてありえない。

とにかく1年1年が勝負。時間は待ってくれない。そのサイクルで動いていることに気がつかないと
サラリーマンなら突然退職金上積み肩たたきか、
経営者なら業界での3番手なら淘汰されてしまう。パソコンをたたけばすべてが見えてくるから
パソコンから見えてくるもの以上を提供しないと生き残れない。
それはお客様が新鮮と感じるもの、見たこともなかったものでないといけないということ。


自分が考えたものでなくても、消費者はパソコンからあふれる情報をすでに持っている。
だから、ライバルは同業他社ではなく、厳しい目の消費者。そして私もその一人でもある。

23年前、バイヤーさんになかなか自分の商品が理解されなかった。
考えてみたら、あの頃バイヤーさんが当時57歳だとしたら今80歳

今という時に80歳である人に23年前一生懸命自分の商品の話をしていたわけ。
わかってもらえるわけなかったかな・・・

ブーメランの楽しさを一生懸命話しても・・・「で?」とよく言われた。
投げて戻ってくるだけのものなんて・・・プラマイゼロに何の意味もない?当時

私はスポーツトイの土壌を耕し続けた・・・23年も耕し続けた。やっと花が咲いてきた。

そんなことを感じる、今回の展示会。

明日は何が起こるのか・・・・。

今日ある大好きなバイヤーさんに、「実は自分の名前覚えていないでしょー…」と言われた。
あせった。

「私の名前覚えています?」あわてて切り返した。・・・
23年前の1年分の仕事を30分くらいでできたのは、このバイヤーさんと・・・名前なんて関係ない。

商品に対する感じ方や意気ごみやスピードが同じってことだけが、私には大事なこと。

お互い、ごまかし笑い・・・たくさんの人とお互いあっていますからねー。

こんな仕事ができた時、初めてフルネームと顔が一致。スイマセン・・・
Commented by benio at 2010-09-11 15:19 x
先日のギフトショー内のセミナーに出席した者です。
いつも楽しくブログを拝見していたので、実際の小林さんの仕事観など伺えて貴重な時間を得れました。でももっとお話し聞きたかったかな・・・とも。
ブースへ伺い、密かな目的であった「ヘルメットデザインのサイン場所探し」も達成できました。あんなところに・・・とびっくりです。
業種は異なりますが、新たな仕事への活力となる良い一日になりました、ありがとうございます。
今後も小林節炸裂でブログお願いします!
Commented by rangsjapanM at 2010-09-11 22:35
貴重な時間、セミナーに集まられることが
申し訳ないような・・・1分1秒でも
ショーをまわられるほうがいいのに・・・と
思いつつ・・・それ以上のものを提供しないと
申し訳ないような気がしていましたが
大したことは言えませんでした。

かといって、話すことを用意して行くのもいやだな・・と
思ったり・・・

ブログは濃いです。セミナー以上だと思っています。
めちゃくちゃ本気で書いていますから。

拙い話をお聞きいただきありがとうございました。
by rangsjapanM | 2010-09-10 00:07 | Trackback | Comments(2)

ラングス代表小林美紀です。仕事をしていく中で感じるさまざまなことを書かせていただいております。http://www.rangsjapan.co.jp/


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