弟と本の話
2009年 12月 23日
(入院中なのにそんな本を読む真面目さがいじらしくなってくる・・・働きすぎ)
「ずれてない?今時・・・人間は死ぬまで仕事しろじゃないの?」
といいながら私は笑った・・・
作者の経歴を見たら1936年生まれ・・・ちょっと考え方古くない?
「もし自分を奮い立たせたかったり、何か参考にするなら自分より若い人の書く
本を読んだほうがいいわよ」と私
「この本いいよ・・・よんだら」と弟は別の本を私に見せた
その本にすでにマーカーを引いている
「マーカー?・・・意識しちゃうじゃない・・その部分・・・自然に読めないわよ」
「それより漫画の方がぜんぜんいいって・・・」
弟とゆっくり話をするのは久しぶり・・・
私の方が元気いっぱいで、よく妹と間違えられる
小さいときはよく喧嘩したものだけど・・・それもプロレスみたいなとっくみあい
きょうだいっていうけど、考えてみたら一緒に住んでたのは14年だけ
小さい時は一緒にいるのが永遠のような気がしてたけど・・・
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体調を著しく崩し、気力も弱ったのか、会社を辞めるといった弟に
やめる前にまず病院でしょうとアドバイス
体のことをまったく考えず毎日1時2時まで土日もなく働き続けた
弟を私とDrである夫の信頼できる先生に預けた。
体調を崩すと、やめると言う道しかないと考えるなんて
融通性がないというか、見えなくなっている
会社やめる前にまずはタバコやめたら・・・とかいろいろ、ほんとうにいろいろ
深刻になって自分の世界しか見えなくなっている弟に私なりのアドバイスをした
「一生の遊べる”遊び”を見つけなさい。」
若い頃、特に20代の頃は皆独身でワイワイ言って、やれスキーだ、テニスだと言っていましたが、それがだんだん、年と共に職場に縛られ家庭に縛られ、「遊び」を忘れてしまいます。
本当に日本人って「遊び」が下手ですよね?
私の場合、仕事も遊び物を扱ってるので
どこまで仕事でどこまで遊びかわからないくらいです。
弟もブーメランを投げるんですよ。
いつか、小松でのブーメラン大会を企画してくれ
アメリカからゲストでチェットを呼んでくれました。
北国新聞社の小松支社長の時代だったと思います。
仕事と遊びの融合・・・ですかね。